先日、21_21_DESIGN SIGHTで開催中の「ルール?展」に行ってきました!
※以下、「ルール展」。
結論、めっちゃ面白かった!!!!
美術館を出た後に見える世界が変わるような、そんな新しい視点を与えてくれる展覧会でした。
ルール展の基本情報からネタバレなしの観て面白かったところまでご紹介します♪
Contents
ルール展の基本情報
開催場所
まずは開催場所ですが、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2で開催されています。東京ミッドタウンの庭にあります。
巡回予定はないらしい。
アクセス:都営大江戸線「六本木」駅、東京メトロ日比谷線「六本木」駅、 千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
開館時間:平日11:00 - 17:00、土日祝11:00 - 18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日、年末年始、展示替え期間
入場料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
チケット予約が必要!
コロナ禍の今、注意が必要なのはチケットの事前予約が必要なこと!
詳しくはこちらをご参照下さい。
予約自体はカンタンで、料金の事前支払いも不要です。
因みに私が行ったのは平日の11時。
午前中は空いていたものの、展覧会を出る頃(お昼)はそれなりに入館者も増えて展示に並んでいたので、午前中の入館がオススメです!
チケット購入方法
チケットは会場で直接支払います。
入場料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
前売りチケットの情報はなく、一般には販売されていないようです。
開催はいつからいつまで?
2021年7月2日(金)- 11月28日(日)がルール展の開催期間です。
先程も書きましたが巡回予定はないようなので、気になっている人は11月末までに観に行きましょうね~!
ルール展、ここが面白かった!
法律の作り方から自然の法則、死後のルールや暗黙のルールなど、考えさせられることが盛りだくさんでとっても面白い!
そんな中でも、個人的にとても印象的だった展示を、ネタバレにならない範囲でご紹介します。
「鑑賞のルール」「これもルールかもしれない」
まずは入り口で、シヤチハタ株式会社が協力した作品が。
沢山のスタンプの中から「ささやかなルール」を自分で選んで捺すのですが、これが楽しい^^
ぜひ現地で選んでみて欲しいのですが、「なんじゃそりゃ」と笑ってしまうようなものが、さもルールかのように並んでいて。
ルールとはなにか、誰が決めるものなのかと考えを巡らせながら展示が始まります。
また、安藤忠雄が設計した21_21 DESIGH SIGHTの背景にあるルール(建築法や規格など)についても解説されており、建築に興味がある人もきっと満足出来る展示ですよ!!
「これもルールかもしれない」という展示は、たった一枚の写真に写っている光景の中にもどれだけのルールがあるのかを提示していて。
私達の1日・私達の社会とルールが、切っても切り離せないものであることを意識させられます。
D.E.A.D -Digital Employment After Death-
上映時間2分のD.E.A.Dという作品。今はルールのない「死者の肖像権」について問うものです。
流れているのはフランケンシュタインと、3年前に亡くなった娘とVRで再会する韓国人の母親の映像。
(画面に写ったのはたぶん、4歳・5歳くらいの女の子で、思ってるよりもリアルな人間像でした。。。)
ゴーグルで顔の上半分はほとんど覆われているのに、大粒の涙が落ちるのが見えました。
誰が見たって心が締め付けられる映像で、彼女の立場ならVRでもいいから娘と再会したいと切望するのは当然。私だってそうする。
けれど、傍からみると「死者に執着して一生苦しみを味わうのではないか」「VR依存にならないか」と不安になる。
死者をVRで蘇らせることについてのアンケートの日米の結果など、ぜひ現地で読んで考えてみてもらいたいです。
まとめ
少し紹介した以外にも、知的好奇心を刺激される展示揃いの「ルール展」。
もっとご紹介したいのですが、事前知識なしでその場で臨んだほうが絶対に面白いので、作品紹介についてはこれくらいにしておきます。
2021年10月7日現在、事前予約が必要なので事前予約を忘れず、ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT に行ってみて下さい!