ちょっと個性的なお寺、六波羅蜜寺。
先日行ってきましたが、他のお寺とちょっと違って少し怖いような、パワーにあふれるような、不思議なお寺でした。
今日はそんな六波羅蜜寺のパワースポットとしてのポイントと見どころを解説します!
ちょっと怖い?六波羅蜜寺の基本情報
それでは六波羅蜜寺の基本情報から。
空也上人
まずは六波羅蜜寺を語る上で欠かせないのが「空也上人」。
口から仏像を吐き出しているように見える像を見たことがある人も多いのでは?
空也上人ご本人を模したと言われるいくつかの彫像のうちの一つで重要文化財。驚きの構図ですよね。。。
画像は朝日新聞デジタルからお借りしました。
全体像はこちら。Amazonで売ってるんかい!
口から6体の阿弥陀像が出ており、それぞれ「南無阿弥陀仏」の6文字を象徴し、念仏を唱える様を表しているそうです。
皇室の出だとか色々な説があるものの、本人が出自を語ることはなかったとされ、謎多き人です。。。
観想を伴わず、ひたすら「南無阿弥陀仏」と口で称える称名念仏(口称念仏)を日本において記録上初めて実践したとされ、日本における浄土教・念仏信仰の先駆者と評価される[2]。
引用:wikipedia
こんな不思議な像があるおかげ?なのか、「六波羅蜜寺」という名前のおかげ?なのか、ちょっとコワイという声も。
開創は古く、951年!今から1000年以上も昔。
アクセス
なぜか住宅地って感じの場所にぽつんとあります。
周りは平家の武家屋敷のエリアらしく、最盛期には5000を超える平家のお屋敷が並んだとか。。。
ちょっと不思議な空間でした。
ざっくりしたエリアは清水寺と同じく、京都駅から北東。
- JR「京都駅」から乗車:市バス 80・86・急行100・急行106・急行110・202・206・207系統「清水道」下車から徒歩5分
- JR「京都駅」から乗車:京阪バス 83・83A・85・85A・86・86A・87・87A・87B・88・88B・88C系統「清水道」下車から徒歩5分
清水道の停留所で下車し、徒歩7分前後です。
六波羅蜜寺の見どころ
六波羅蜜寺は小さめのお寺ながら、見どころがぎゅぎゅっと詰まったお寺!
一願石
入ってまず目につくのが「一願石」。
「祈りをこめて金文字から手前に3回おまわしください」と書かれています。
文字が書かれた石の円盤があり、これを3回回して願いを一つだけ心の中で唱えます。
そんな立像もなかなかの個性派・・・。頭がすごい。
なで牛
他にも有名なのが「なで牛」。
自身の痛いところを撫でると治ると言われています。
※現在はコロナウイルス対策で「心の中でなでてください」と書かれていますが、アルコールが置いてあるところを見るに、直接触る方も多いのでしょうね。
縁結び
なんだかご利益の多いものが沢山販売されている六波羅蜜寺。
結縁御守を販売しています。木札は800円。
名前と願い事を書いてお納めし、1つはお守りとして持ち帰るのだそう。
銭洗弁財天
六波羅蜜寺には銭洗弁財天(写真左)もあります。
ちなみに写真右は水子供養の仏像で、勝運成就の水掛不動尊など4体が並んでいます。
縁結びお守りもお隣にあるし、それぞれ別の願いを持った人達がここに密集するのはなんだか不思議・・・。
さて、六波羅蜜寺の銭洗弁財天はこちら。
柄杓1杯のお水を3回に分けて、ザルの中にいれたお金にかけます。
そのお金は使わずにためておくと、金運のご利益があるとのこと!
ちなみに突然ですが、私、銭洗弁財天のご利益はめちゃ信じてまして。
大学時代、友達と鎌倉の銭洗弁財天でばったり遭遇。
彼は水でビショビショになったお札を持って挙動不審に陥っており、私は「なにそれwww」と笑っていました。
で、暗くなった帰り道。
彼が「あ!!!」と指差した地面には、なんと1万円札が!!!
いつもは私の方が「なんでも気がつく」と言われていたのに、夜道で突如現れた1万円札。。。
ということで、私も今回はお金をお清めし、福徳がま口まで買って来ちゃいました♡
「2千円」なのに「1千円」に見えてお会計のときに「え!!」と思ったのは内緒w
六波羅蜜寺のおみくじ
さてさて、実は知る人ぞ知る・・・というアイテムが「開運推命おみくじ」。
めちゃくちゃ当たるのでわざわざ六波羅蜜寺を訪れたり、郵送で送ってもらう人までいるんだとか。
場所がわかりにくいのですが、開運推命おみくじは本堂で頂くことができます。
ランダムな結果を引く通常のおみくじと違い、「生年月日陰陽五行説」による判断なんだとか。
「2021年2月4日~2022年2月3日まで」らしいのですが、これは旧暦のお正月とかなのか。。。
調べたのですが分かりませんでした(汗)
推命おみくじ目当てに六波羅蜜寺を訪れる人もいるそうなので、ご訪問の際はぜひ試されては。