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2014年9月14日 チェコ3日目 Kutna Hora

2017年6月25日

9月14日(日)Czech 3日目
世界遺産の街、クトナー・ホラへ。
鉱夫の守護聖人の聖バルバラ教会
チェコ最大規模のゴシック様式教会の聖母マリア大聖堂
人骨で装飾された墓地教会に行ってきました。
13世紀に銀が発見されて急速に発展し
銀が枯渇した16世紀に捨て去られた街とのこと。

日曜日ということもあるとは思うけど
人っ子一人いない淋しい街角に
音楽が虚しく響いていたのが映画のワンシーンのようでした。

何と言ってもインパクトすんごいのが墓地教会。
シャンデリアから何から何まで全部、骨。
宗教戦争や病気で亡くなった40,000人の人骨を使用してるらしい。
このエリアの領主だった家の紋章の右下部分
トルコ人の生首の目玉をつつくカラスまで表現されてます(どんな家紋)。
因みにこの教会は世界遺産の一部ではないそうな。

考えてみれば、本物の人骨なんて多分見たことがない。
40,000もの人骨を前にしたのに
意外と"死"を感じないというか
これは私の知る死ではないな、と。

私の知る死はもっとウェットなもので悲しくて辛いものだけど
ここにある死はただの物質でありドライ。
最後は風化して崩れさって風に舞い散る。
どの骨の持ち主もそれぞれ人生悲喜こもごもがあったのに
死んでしまえば(この教会の内装では文字通り一緒くたにされて)
無情な程に何の区別もない。
恐ろしくウェットな世界に生きていて
死を悲しむ"精神としての人間"と
"物質としての人間"みたいなもの
両方あると信じたくなる。
上手く文章まとまらないけど。
魂という生きるものと
体というカゴ。

山積みの人骨を前にして
輪廻転生や天国について考えました。
月曜はヘルシンキに移動!
北欧デザインに感化されてイスとか買って帰らないか不安...

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