雲一つない晴天の中、ベルサイユ宮殿へ。
果てしない宮殿とお庭の大きさに参った。
パンじゃなくてケーキを食べてきました。
平民なのにすみません。
桁×2違いの豪華さ。
お金持ちなのはもう十分分かりました、参りました、と。
格差もここまで作れるものなのかと、ただ口をあんぐり。
マリーアントワネットがプチトリアノンに引っ込んだのも、フランス革命が起こったのも良く理解できる。
そして面白いのは、人間には緑が必要だということ。
これだけバロックごてごての建築の中で過ごして満足かと思いきや、バランスをとるかのように庭を拡充させる。
しかも、表向きの庭と私的な庭。
特にプチトリアノンの庭は素敵で、何時間でも座っていられそうでした。
ごてごてバロック装飾三昧の反動か
裸でざる蕎麦を食べたいような、
そんな不思議な気持ちでいたら、
トリアノン宮殿でぶっ倒れました。
危うくフランスの救急車&病院にデビューするとこだった。
プチトリアノンの庭は小鳥がさえずり、
ここ数日美術館で観てきたフランス絵画の風景描写にも
納得がいく素敵な庭でした。
軽やかな、光が透き通る緑。
ドイツの森や、日本の竹林とも違う色合い。
昔マレーシア人と京都に行った時に
「緑の色は国によって違う」と言ってたのを思い出しました。