7/19(土) ベネチア三日目
- サンマルコ寺院
- パラドーロ(1300粒の真珠や400個のガーネットや300個のエメラルド等に彩られた金の祭壇画)
- サンジョルジュマッジョーレ教会
- 造船所
を見てきました。
夜は幸運なことにベネチアの花火大会が。
ベネチア最終日の今日は、
霞がかったような不思議な青色の海に
無数の黄色いマーク(※)が!
※ヨットのレースで使う海に浮かぶブイのこと。
ヨット部員だった学生時代の夏の思い出が海の煌めきと共に蘇ってきて
ますますアドリア海が美しく見えました。
キラキラと輝く海と
栄華を極めた街のコンビネーションだから
美しいに決まってるわけで。
ベネチアずるい。
本当に水上タクシー運転手になろうかな。
そんな並外れた美しさのベネチアだけど
時間にはルーズで
昨日のゴンドラは30分遅れ、今日の花火は1時間45分遅れでのスタート。
日本だったら暴動が起こりかねない遅れだけど
まあ理解の範疇を超えた街だから許すしかない。
ベネチアで5万人が亡くなったペストの終焉を記念した花火というけれど
ペスト終焉は16世紀の出来事らしく、21世紀の今に花火で記念したり、
花火が終わったら皆でうおー!と獣のように叫んだり、面白い国です。
明日は母と別れ、一日かけてフランクフルトに移動。
ストイックに(?)美術館と建築を観て回るという旅の主目的からは離れたけれど
母とイタリアを巡るなんて機会はいつでもあるものではないし。
小さい頃は文字通りおんぶに抱っこで
色々な所に連れていってもらったのを
今回はあれこれお連れ出来て
手塩にかけて育ててくれたことを
ちょっとでも喜んでもらえたらいいなと思いながらの
1週間半でした。