ヨーロッパ旅 パリ

オルセー美術旅とセーヌ川-2014年7月1日-パリ2日目

2014年11月25日

 

パリは朝から小雨。

 

予定変更してオルセー美術館で開館から閉館まで過ごしました。

 

満ち足りた気持ちでオルセーを出たら、鮮やかな青空。

 

オルセー美術館内は写真禁止なのにフラッシュたいて写真撮るおばさん。

 

触っちゃいけないのに繊細な大理石の彫刻に気安く触るおじさん。

 

みなさま自由過ぎてびっくりして軽く白眼剥いた。

昨日のルーブルの「モナリザ」前はiPhoneでモナリザと2ショットする人の山でびっくりしました。

 

どこかにモナリザのレプリカをおいて、2ショット写真撮るの専用にすればいいのに。

 

スラーの色の組み合わせ・ゴーギャンの赤に惚れた。

 

クールベの絵も初めてあんなに沢山見たし、

 

心動かされたものをあげればキリがないけれど、

 

なかでもWinslow HomerのNuit d'esteに涙した。

 

ほんの一瞬、なにげない瞬間の、満ち溢れた生きる喜びに胸が一杯に。

 

人間の幸福は、何になるか、いくら稼ぐかではなく

 

一瞬一瞬の刹那的な幸福の瞬間で成り立っている。

 

ついでにセーヌ川クルーズしてきました。

 

街が、緑が、光が、生が輝き過ぎてて涙しました。

 

生きていることは美しい。

 

 

光が葉にあたってざわめく姿の美しさ。

 

男と女が川辺で愛を語ることの美しさ。

 

目を開けられないほどのひかり。

 

下の写真はランチしたオルセー内のレストランなどなど。

 

フランス人が羨ましい。

 

オルセー美術館 ランチ

オルセー美術館 レストラン

トイレにも行かず美術館に2日間こもったこの幸せな二日間。

 

世の中には無数の素晴らしい芸術家がいる。

 

スポットライトが当たっているのは極々一部で、世間や私がまだ知らないだけ。

 

天才と天才でない人を何が分けるのか分からないけれど、この世にはまだまだ私たちの知らない素晴らしい芸術があふれている。

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